徒然日記 – 2025年7月27日

朝から散歩する3.6Km、朝7時から歩いても終わる頃には汗だくになるくらいだった。気温27℃で湿度は76%。

一杯のコーヒー 昭和天皇とマッカーサー 日本人が忘れてはいけない終戦秘話」という本をたまたま図書館で見つけたので読んだ。国難と呼ばれる出来事はその時代時代によって起きたときに何が行われたのか、どう振舞われたのか。について自分が知っていなかったことも書かれていて興味深かった。

大嶋祥誉「マッキンゼーで学んだ 時間の使い方がうまい人の一瞬で集中する方法」読了 – 2025年7月19日

直近の出張中時の移動中に読んだ本。「マッキンゼーで学んだ 時間の使い方がうまい人の一瞬で集中する方法」読了。

以下、マークアップした部分を中心に読後メモ。

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池田光史「歩く マジで人生が変わる習慣」読了 – 2025年7月5日

歩く マジで人生が変わる習慣」読了。

著者 : 池田光史
ニューズピックス
発売日 : 2025-02-04

タイトルから入ると、ただひたすら「歩くとよいですよ」ということが書かれている本かと思ったのだけれども、科学的な論証であったり足の骨格から考えるあるべき人間の足の機能とそれが履く靴の話であったりととてもおもしろい本だった。

もちろん歩く健康的なメリットもまとめられていて

  1. 歩くと、血糖値や血圧が下がる
  2. 歩くと、長生きする
  3. 歩くと、がんや心疾患リスクが下がる
  4. 歩くと、不眠が改善し、ストレスも減る
  5. 歩くと、脳卒中リスクが下がる

が挙げられていた。
以下、マークアップした部分を中心に読後メモ。

読後メモ

身体性と幸福感の接続

  • 人間の幸福は「身体の快調さ」に直結している。身体性を奪う現代社会の構造は、やがて心身の不調や社会の綻びにつながる。
  • 歩くことは、身体を通して自己との接続を取り戻す行為でもある。

歩行と思考、創造性の関係

  • スティーブ・ジョブズもザッカーバーグも「散歩ミーティング」を通じて重要な意思決定をしていた。
  • 歩行中の脳は活性化され、創造性が高まることが科学的にも証明されている(海馬の体積増加、アイデアの発想向上など)。
  • 屋内外を問わず「歩きながら考える」ことの有効性が強調される。

脳の健康・認知症予防としての歩行

  • 週3回40分のウォーキングが記憶力や脳の若返りに効果的。
  • 特に15分以上のウォーキングを習慣化することで、アルツハイマーの発症率を最大40%抑える可能性がある。

座りすぎの害と「ホモ・セデンタリウス」からの脱却

  • 長時間座ることは「新しい喫煙」とされ、心疾患・がん・メンタルヘルスに悪影響。
  • 定期的に立ち上がる・食後に歩く・日常でNEAT(非運動性熱産生)を増やすことが重要。

「靴」の進化と人間の身体性

  • 靴の形が足に合っていないことが、身体の不調の原因になっている。
  • ベアフットシューズなど「自然な形の靴」は、歩くことの楽しさと身体機能の回復をもたらす。
  • アルトラ社の「ゼロドロップ」「フットシェイプ」の思想が印象的で、靴と身体の関係を再考させられた。

文明と歩行の逆説的関係

  • 都市化・テクノロジーの進化が、歩行を奪い、逆に身体の不調や不幸感をもたらしているという仮説。
  • 歩くことは「健康のため」以上に、失われた本能や感覚を取り戻す文化的・精神的な営みでもある。

宗教的・歴史的な歩行文化

  • 日本の伊勢参りやお遍路など、歩くことが「信仰」や「身体的時間感覚」の基盤となっていた。
  • 「八里先」など、地理の単位すら歩行の実感に基づいていたことに驚かされた。

現代の反転と可能性

  • 米国では2024年に信号無視横断を合法化するなど、歩行者主体の街づくりが進行中。
  • 幸福とは「自ら歩むこと」であり、「歩くこと」自体が持続可能な人生戦略である。

スマホもAIも悪くないけれど、それらに“奪われていた”のは自分の身体だったのかもしれない。歩けば頭も心も整う、という事実は、あまりにシンプルだけれども、最先端の研究も、数百年の歴史も、ただ「歩け」と語っていたことに気づいた。

歩くこと – 2025年7月4日

朝散歩2.9Km、考え事しながら歩こうと思っていたのだけれども "無" で歩いていた。

そんな散歩を毎日しているということもあったのと1on1で紹介していただいたので「歩く マジで人生が変わる習慣」を読み始めた。歩くことに対する効用を書いた本かと思いきや靴の構造や人の足の仕組みから何故歩くことがよいのかといったことがまとめられていて面白い。

歩き続ければ、すべては上手くいく。
セーレン・キルケゴール (哲学者・思想家、1813〜1855年)

という言葉が紹介されていて、これを信じて散歩を続けようと思った。

著者 : 池田光史
ニューズピックス
発売日 : 2025-02-04

“超・箇条書き「10倍速く、魅力的に」伝える技術” 読了 – 2025年6月28日

超・箇条書き 「10倍速く、魅力的に」伝える技術」読了。
ブクログの記録によると出版されたくらいに読んでいた様なのだけれども、直近改めてレコメンドされたところもあったのでもう一度読んだ。

読後メモ

箇条書きは「思考の見える化」であり「説得力の源泉」

  • 箇条書きの技術レベルが、その人の思考力・構造化力・伝達力の指標になっている。

日本社会にこそ箇条書きが必要

  • 情報過多な時代背景において、読み手の処理負荷を減らす箇条書きはサバイバルスキル。
  • 日本の職場では「意見=人格」とみなされやすく議論が停滞しがち。だからこそ、要点を構造化しやすい箇条書きが有効。

『超・箇条書き』に必要な3つの技術

  • 構造化:全体像を即時に伝える。ポイントは「自動詞/他動詞」「直列/並列」「ガバニング」。
  • 物語化:読ませきるための関心のフックづくり。具体的には「イントロ」「MECE崩し」「固有名詞の活用」。
  • メッセージ化:読み手の心に残す。「否定」「比較」「数字変換」でスタンスを明確にする。

自動詞と他動詞の使い分けが「行為」と「状態」の整理になる

  • 行為の説明には他動詞。曖昧な体言止めは避け、行為と目的を明確に。
  • 例:「売上向上」ではなく「施策で売上を伸ばす」とすることで、行動へのつながりが生まれる。

「ガバニング」で構造を語らせる

  • 伝える内容が複数あるときは先に「3つあります」と示すことで、読み手の脳に「引き出し」を作れる。
  • プレゼンや報告書だけでなく、メールやメモでも有効なスキル。

箇条書きは相手のためのもの

  • 「フックがあるか?」「何を伝えたいか?」を常に自問することで、自己満足の羅列から脱却。
  • 「で、それが何?」で終わらせない工夫が必要。

スタンスの明示が人を動かす

  • 比較や否定の活用、形容詞の数字化によって「伝えたいこと」が明確化。
  • 曖昧な言葉では伝わらない。強い意志を伝えるためには「無難」から抜け出す必要がある。

短く、魅力的に伝える技術は、単なるテクニックではなく思考そのものの質を表す。自分の思考を構造化し、物語として仕立て、明確なメッセージとして伝える。これを数行の箇条書きでできるようになることの価値は大きいし、直近生成AIにプロンプトを構成し、付随して指示を出すときにおいても箇条書きで自身が考えていることを端的に伝える技術は一層重要になってくるのではないかと思っている。

「ゆるストイック ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考」読了 – 2025年6月24日

ゆるストイック ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考」読了。

以下、Kindleでマークアップした部分を中心に振り返った読後メモ。

読後メモ

「ゆるストイック」という姿勢

  • 自分には厳しく、他人には寛容であるという一見矛盾する姿勢が、現代を生き抜く鍵になる。
  • 成果を急がず、行動を積み重ねるプロセス自体を楽しむことで、燃え尽きずに長期的な成長を可能にする。
  • 自己規律を持ちつつも、その価値観を周囲に押しつけない「柔らかさ」が重要。
  • 成長や成功の多くは「運」による部分も大きく、それを受け入れながらも試行回数を増やす姿勢が鍵。

現代社会と自己管理

  • 格差が拡大する社会で、自己管理と継続的な成長が「新しい自己防衛手段」として重要になってきている。
  • 「がんばらない生き方」は一時の癒しにはなるが、目的を見失う危険もある。
  • 他人に依存せず、自分自身を律して日々を積み上げる力が求められる。

古い思考の手放しと新しい価値観

  • 公正世界仮説・自己責任論・ゼロリスク思考・ゼロ失敗思考など、古い価値観が足かせになる。
  • 変化が激しく予測不可能な時代には、「ポートフォリオ的な小さなリスク」を取り続ける姿勢が現実的。
  • 合理性信仰を乗り越え、「非合理も一部受け入れる」柔軟性が未来を拓く。

成功の構造理解

  • 成功は「独自性」と「タダ乗り(環境の活用)」の掛け算で生まれる。
  • ブランドや物語性は、論理以上に人を動かす要素として機能する。
  • 個人の力だけではなく、環境やタイミングによって成果が出るという認識が、過剰なプレッシャーを和らげる。

試行と柔軟性

  • 成功するためには、まず「自分のカード(資質)」を知ることが大切。
  • 継続して活動に没頭し、環境の変化に応じて柔軟に方向転換できることが重要。
  • 特に20代から35歳までに「習慣化」と「挑戦」が重要で、新しいことへの抵抗が強くなる前に動き続けることが未来への準備になる。

ノイズとの距離感

  • 情報過多・フィルターバブルな現代では、「他人に干渉しすぎず、ノイズから距離を取る」姿勢が有効。
  • 自分のやるべきことに淡々と集中し、他人の考えを否定せず流す「ゆるさ」が精神的にも安定をもたらす。

ストレス回避と思考の自由

  • コントロールできないことに焦点を当てず、今できることに集中する姿勢はストア派哲学にも通じる。
  • 成功も失敗も「個人の手柄」ではなく「共同作品」と捉える視点が、柔軟で現実的な行動につながる。

「頑張りすぎないけれど、淡々と積み上げる」ことの意味を問い直す一冊。

従前の価値観や周囲のノイズに振り回されず、個人のリズムで生きる強さに焦点があたっていて最近自分も「リズム」の作り方について意識する様になっていたのだけれどもまさにこの話だと思えた。

今の時代に必要な、しなやかな自己管理のヒントになった。

2025年5月に読んだ本を振り返る

今月は11冊。
読後メモを作った本は以下のエントリ。

今月のおすすめの1冊

今月、リーダーシップに関する本であったりマネジメントの考え方を体系的に書いた本を読む機会が多かったのだけれども、この本は組織をリードする人が行う内省を含めた自分自身でどの様に考えを持つかについて書かれていてとてもよかった。

2025年5月に読んだ本

リーダーの言葉力 (文春新書 1479)

リーダーの言葉力 (文春新書 1479)

著者: 文藝春秋 / ジャンル: 本 / 発売日: 2024年12月17日

Amazon.co.jpで購入

登録日: 2025年5月26日 / 読み終わった日: 2025年5月26日

ニッポン居酒屋放浪記 疾風篇 (新潮文庫)

ニッポン居酒屋放浪記 疾風篇 (新潮文庫)

著者: 太田和彦 / ジャンル: 本 / 発売日: 2001年5月30日

Amazon.co.jpで購入

登録日: 2025年5月25日 / 読み終わった日: 2025年5月25日

できるリーダーが「1人のとき」にやっていること マネジメントの結果は「部下と接する前」に決まっている

できるリーダーが「1人のとき」にやっていること マネジメントの結果は「部下と接する前」に決まっている

著者: 大野栄一 / ジャンル: 本 / 発売日: 2025年3月14日

Amazon.co.jpで購入

登録日: 2025年5月24日 / 読み終わった日: 2025年5月24日

世界のマネジャーは、成果を出すために何をしているのか?

世界のマネジャーは、成果を出すために何をしているのか?

著者: 井上大輔 / ジャンル: 本 / 発売日: 2025年5月2日

Amazon.co.jpで購入

登録日: 2025年5月24日 / 読み終わった日: 2025年5月24日

ロイヒトトゥルム1917ではじめる箇条書き手帳術

ロイヒトトゥルム1917ではじめる箇条書き手帳術

著者: 平和堂 / ジャンル: 本 / 発売日: 2018年6月27日

Amazon.co.jpで購入

登録日: 2025年5月24日 / 読み終わった日: 2025年5月24日

誰も知らない帝王学 ~能ある鷹は爪を出せ~

誰も知らない帝王学 ~能ある鷹は爪を出せ~

著者: 元谷拓 / ジャンル: 本 / 発売日: 2023年5月10日

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登録日: 2025年5月10日 / 読み終わった日: 2025年5月10日

プロ野球の監督は中間管理職である

プロ野球の監督は中間管理職である

著者: 工藤公康 / ジャンル: 本 / 発売日: 2024年6月23日

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登録日: 2025年5月4日 / 読み終わった日: 2025年5月8日

ホークスメソッド 勝ち続けるチームのつくり方

ホークスメソッド 勝ち続けるチームのつくり方

著者: 日比野恭三 / ジャンル: 本 / 発売日: 2025年3月28日

Amazon.co.jpで購入

登録日: 2025年5月4日 / 読み終わった日: 2025年5月5日

ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由 (中公新書ラクレ 781)

ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由 (中公新書ラクレ 781)

著者: 古屋星斗 / ジャンル: 本 / 発売日: 2022年12月8日

Amazon.co.jpで購入

登録日: 2025年4月30日 / 読み終わった日: 2025年5月4日

「その後」のゲゲゲの女房 あるがままに。すべてに感謝!!

「その後」のゲゲゲの女房 あるがままに。すべてに感謝!!

著者: 武良布枝 / ジャンル: 本 / 発売日: 2018年9月13日

Amazon.co.jpで購入

登録日: 2025年5月4日 / 読み終わった日: 2025年5月4日

「明治」という国家 新装版 (NHKブックス 1249)

「明治」という国家 新装版 (NHKブックス 1249)

著者: 司馬遼太郎 / ジャンル: 本 / 発売日: 2018年1月24日

Amazon.co.jpで購入

登録日: 2025年3月29日 / 読み終わった日: 2025年5月2日

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