直近の出張中時の移動中に読んだ本。「マッキンゼーで学んだ 時間の使い方がうまい人の一瞬で集中する方法」読了。
以下、マークアップした部分を中心に読後メモ。
読後メモ
「集中できない」ことを前提にする視点の転換
- 現代人は集中できないのが当たり前。集中できないことに罪悪感を抱く必要はない。
- 長時間の集中ではなく「10〜15分の細切れ集中」が本来の人間の姿に合っている。
- 「集中するには休むことが不可欠」という逆説的な考えが重要。
判断疲れ・情報過多との戦い方
- メール・チャット・SNSなどが日々の判断を細切れに奪っている。
- 判断できる量には限界があり、それを超えると集中力は著しく低下する。
- 判断の自動化や、朝イチで重大な判断を行うのを避ける戦略が有効。
集中に効く環境と習慣の工夫
- 「集中モードに入る儀式」を持つと、条件反射的にスイッチが入る。
- アナログ時計やミニマルな机など、視覚情報を減らすことで集中力アップ。
- 「一人の時間」「紙に書く」「ルーティンを持つ」といったアナログ的習慣が思いのほか効く。
AI時代における「集中」の再定義
- 分析や知識の記憶はAIに軍配。人間は「考える」「新しいものを生む」方向に集中力を使うべき。
- 「考える」とは、データや経験ではなく、意味を問い、感情に寄り添い、創造する行為。
不安や雑念への対処法
- ジャーナリングや「感想戦」で感情を外に出すことで心のリセットが可能。
- 「悩みの再生産」を止めるには、自分で抱え込まない思考の整理と切り替えが必要。
集中をつくる日常の実践例
- 朝イチに手書きでTODOを書く、15分単位で仕事を区切る。
- 締切を前倒しで自分に設定し、集中を強制的に引き出す。
- アウトプットを明確にイメージしてから作業に入ることで、集中力が持続しやすくなる。
「集中できない」ことを否定せず受け入れるところから始まるところが本書のポイントだと思う。AI時代の仕事観を踏まえた上での“集中の再定義”が新鮮で、 "細切れの集中"、"習慣による条件づけ"、"判断量のコントロール" など、どれもすぐに試せる実践的なヒントが詰まっていた。自分に合う集中スタイルを見つけたいなと改めて思うなどした。
よく集中を得るために環境だったりテクニックだったりをなんとかしようとする論が多い中、そもそもテクノロジーの普及で集中しにくい世の中になってしまっているのだから、そこは甘んじて受け入れるという考え方は自分の中で一番しっくりきた。
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