2022年最初の月は9冊。
「コマースの興亡史 商業倫理・流通革命・デジタル破壊」総合量販店、スーパーマーケット、コンビニエンスストアからファーストリテイリングに代表されるアパレル製造小売まで、それぞれがどの様な背景をもとに成立し、業務システムを確立していったかが8章までにまとめられ、9章以降でデジタルプラットフォームを活用したプラットフォーム(EC)に関してまとめられていて小売形態の移り変わりが一冊で読めるので歴史的な流れを知るためにもよい読み物だと思った。
江戸商人は300有余年前、顧客の立場にたって「正しい商い」を実践し、昭和の繁盛店はそれを受け継いで、流通革命の担い手になった。そして、いまプラットフォーマーは「世界で最も顧客中心の会社になる」(アマゾン)と宣言し、デジタル化による創造的破壊を引き起こしている。
矢作 敏行(2021). コマースの興亡史 商業倫理・流通革命・デジタル破壊, p.343
基本はいつも変わらない。
2022年1月に読んだ本
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