2021年 12月 の投稿一覧

2021年12月に読んだ本を振り返る

気づけば2021年も最終月。12月になっていた。読んだ本は12冊。オフィスに出社する機会も増えて電車で通勤する間に本を読む時間を確保できる様になったので読む冊数が増えた。人混みも嫌なので各駅停車のゆっくり進む電車に意図的に乗っているのだけれども、その時間を有効に使えている気がしてよいサイクルが今のところは作れているかなと思っている。

年間を通しては90冊で年間100冊目標にしていたのだけれども、今年の上半期にあまり読めてなかったということもあって目標届かず。ただ今年の下半期の様に移動時間なりに確実に時間を確保すれば仕事が忙しくなっても、そこそこ本は読めるなと思ったので来年はより一層上手な時間の使い方をしていきたい。

2021年の読書記録グラフ

2021年読書記録グラフ

今月読んだ日本電産 永守重信氏の「成しとげる力」より抜粋。

「困難は必ず解決策を連れてやってくる」という信念を私はもっている。困難がやってきたということは、解決策も一緒にやってくるということだ。

永守 重信. 成しとげる力 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.151-153). Kindle 版.

来年も先人の知恵を本を通して得つつ過ごしていきたい。

2021年12月に読んだ本

今年のエントリ

徒然日記 – 2021年12月26日

久しぶりに熟睡をして9時前くらいまで目が覚めることなく10時間くらい寝ていた。最近途中で目が覚めたり普段起床する時間に起きることが多いのだけれども珍しい。起きて少しうだうだした後、図書館へ。安住紳一郎の日曜天国を聞きながら移動。年末の図書館、意外と人がいて年末年始に読む本を探す人も多いのかなと思った。

マクドナルドでポテトが小さくなったてりやきバーガーのセットを食べた後、午後から散歩をした。東京の冬の空で青い空が本当に気持ちがいいのだけれども、こんなにも天気が良いということは日本海側は荒れているんだろうなとも思いながら小一時間歩いた。

安住紳一郎の日曜天国 ポストカードセットを買った

自分が大好きなラジオ番組であるTBSラジオで放送中の安住紳一郎の日曜天国にメール投稿をして採用されるともらえるポストカードがTBSショッピングのサイトで購入できるという話をリスナーの方のツイートで知り、速攻で購入してしまった。先日届いていた。
買ってどうするの?と多方から聞かれるのだけれども、観賞用(?)で飾ろうと思います。

安住紳一郎の日曜天国ポストカードセットの写真

安住紳一郎の日曜天国ポストカードセット

t90g4.a8g4e2.g4.a8g4e2

このエントリはSUZURI Advent Calendar 2021の23日目です。


昨日はSUZURI事業部マネージャーすっしーの「(WIP)はじめてのニードルフェルト
」でした。ニードルフェルト、完成したのかお正月明けに聞いてみようと思います。

タイトルに驚かれた方。なにかの打ち間違いやエンコーディングを誤ったものではないのでご安心ください。

さて、私はGMOペパボでSUZURI事業部とEC事業部の部長を担当していて今日はSUZURI事業部のアドベントカレンダーに参加しています。

SUZURI事業部はエンジニア、デザイナー、そしてディレクターなどの総合職の方で構成されていますがSUZURIというサービスの色合いも相まって、業務以外においてもたくさんのアウトプットをされている方も多く、趣味が少ない私はどういったトピックがよいかなぁ。と悩んだのですが、元エンジニア(あ、今もエンジニアのつもりの気分ではいます)というところもあるので、少し前...いや、一昔前のプログラミングのトピックで投稿することにしました。昔話にお付き合いください。

遡ること随分さかのぼって、ざっくりと30年前。
当時の自分が夢中になっていたものが2つあって「音楽」と「コンピューター」でした。

音楽は、当時通っていた小学校のブラスバンド部でチューバを担当していて伸長が140cmくらいしかないのに同じくらいの大きさの楽器を吹いていました。ブラスバンドやオーケストラを経験された方はご存知かとは思いますが、チューバはベースラインの担当のため、トランペットやトロンボーンといった楽器と比較するとかなり地味ではありましたが、音楽全体を支えている感があり面白いと感じていたのでした。

もうひとつの夢中になっていたことが家にあったPC-9801というデスクトップパソコンでプログラミングをすることでした。まだインターネットは普及しておらず、多くのパソコンはネットワークに接続せず、販売されていたパッケージのソフトを利用するのが当たり前の時代でした。また、当時のパソコンにはBASIC言語と呼ばれるプログラミングをするための環境が標準でついており、そのBASIC言語を使ってプログラムを作ってみたり当時販売されていたBASICマガジンという「プログラムのコードが印刷されている紙面」の内容を写経したりしていたのでした。(そして大抵写経中にtypoしていてSyntax errorになって一発では絶対に動かない)

さて、その自分が夢中になっていた2つのことをマージさせたものが、いわゆるDTM(Desk Top Music(デスクトップミュージック)の略)で、当時、既にDTMをするにはローランドやヤマハが発売していたMIDI音源とPC-9801用のシーケンスソフトで実現はできていたのですが、それ自体も高価だったため実現するのが難しかったのでした。

ただ、先程書いたとおり、当時のパソコンにはBASIC言語と呼ばれるプログラミングをするための環境が標準でついていたので、プログラム中に「音楽を鳴らす」というプログラミングの記述を行えば、プログラムを実行することでパソコンについているFM音源を利用して音を鳴らすことができました。確か当時利用していたPC-9801の場合、同時に鳴らすことができたのは3音だったので旋律とベースとリズムを1音ずつ入れたら使い切る形だった記憶があります。

例えば

と書くと画面上に文字で「X'mas」と表示され、パソコンから「ドレミ♪」と再生されます。(当時のPC-9801についていたN-88日本語BASICというBASIC言語は 行番号の入力が必要 だったので行番号を入れたらgistでも行番号がついて不思議な感じになった...)

上のBASIC言語で書かれたプログラム中に書いた "PLAY" という命令の横に記述した "cde" という文字列がMusic Macro Language(ミュージック・マクロ・ランゲージ)という記法で音階を表現をすることができ、これを記述することで音楽をパソコン上で再生することができたのでした。いくつか記法の例を書くと以下の様な形になります。

MMLのコマンド例

  • cdefgab
    • 音階のドレミファソラシに対応, アルファベットのドレミ表記
  • r
    • 休符
  • 数字
    • 音階表記や休符表記を指定の数で伸ばす(8だと8分音符, 4だと4分音符, 2だと2分音符)
  • + (または#)
    • 直前に指定された音を半音上げる (シャープ)
  • -
    • 直前に指定された音を半音下げる (フラット)
  • >, <
    • 直後から1オクターブ上げる(>) or 下げる(<)
  • t
    • 以後の再生時のテンポを指定 (t120だとbpm120)

さて、お気づきの方もいるかもしれませんが、このエントリのタイトルに書いた不穏な文字列を更に続けてみます。

t90g4.a8g4e2.g4.a8g4e2.
>d2d4<b2.>c2c4<g2.a2a4>c4.<b8a4g4.a8g4e2.
a2a4>c4.<b8a4g4.a8g4e2.
>d2d4f4.d8<b4>c2.e2.
c4<g4e4g4.f8d4c1

これをMMLとしてPLAY関数に渡すと何が再生されるでしょうか。
頭の中で再生できた方が読者の方の中に居られるかも知れません。

どうやって答え合わせをするとよいかなと思ったのですが、https://github.com/mohayonao/mml-emitter という実装を見つけたのでこちらを使ってWordpress上で再生することにしました。音を鳴らしてもよい環境に居られる方で再生をしてみたい方はこちらで。

散文になりましたが、このエントリーはここで終わります。

自分は現在マネジメント職という立場ではありますが、自分自身が体験したプログラミングすることや音楽を演奏を介してアウトプットしたときの子供の頃からの喜びを忘れずに、ペパボのプロダクトとインターネットを介してアウトプットをされるすべての人の支援を引き続きしていきたいなと、昔を顧みつつ改めて思うのでした。

それでは、来年もSUZURIをはじめとするGMOペパボのプロダクトをご利用頂いているすべての方にとって素敵な一年になります様に。

Merry X'mas!!

明日のSUZURI Advent Calendar 2021 24日目はGMOペパボCS室のなっちょさんです。


徒然日記 – 2021年12月18日

午前中から少し試したいことがあったのでWordpressをいじったり、ちょっとしたコードを書いたりしながら過ごしていた。試したいことの内容は昔話の再現みたいな話だったのだけれども進捗よく試せた。

夕方からは散歩をして、帰宅後晩ごはんを作る。ときどき作っているサバの水煮缶を使った煮物を作ったのだけれどもとても美味しくできた。レシピは以下を参照。

蕎麦 – 2021年12月2日

どうしても蕎麦が無性に食べたくなったのでお昼ごはんに食べに行った。渋谷にある福田屋、渋谷109の裏側にある路地にあるお店で本当にここは渋谷かと思うくらいに落ち着いたお店。夜、行ったことがないので一度ふらりと行ってみようかと思う。

鴨南蛮蕎麦

2021年11月に読んだ本を振り返る

11月は13冊。昭和を意識した訳ではないのだけれども、自分自身が成人する前の時代、国自体の成長スピードや人口構成比も違う時代に経営者や政治家は何を考えていたんだろうとその後の経緯を知った今だから読んでみると学びがあるかも知れないと思い、本を手に取る機会が多かった。

そんななかで読んだ今年販売された「突き抜けるまで問い続けろ 巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡」を読んで以前も抜粋したけれども改めていくつか。

人は、すべきことが具体的に決まるとアクションが取れる。細かな目標があってもそれを達成できないのなら、理由は次の3つしかない。「やる気がないか、時間がないか、やり方が分からないか」と多田は語る。

蛯谷 敏. 突き抜けるまで問い続けろ巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1537-1539). Kindle 版.

続きを読む