血族の王, 紫陽花 – 徒然日記

通勤時に読んでいた血族の王: 松下幸之助とナショナルの世紀 (新潮文庫)を通勤中の電車の中で読了。自分が幼い頃、というか小学生の頃に先生から何らかの授業で聞いたときのイメージままで松下幸之助像ができていたので、この本を読んで少し印象が変わった。やはりどんな人でも時には怒りや嫉妬を持つ人間なのだな。と。この本自体があえて松下電器(現パナソニック)の協力を仰がず著者が自力で資料を集めたり証言を得たりしているところが正伝として生き様が書けているのではないかなと読後感として持った。いわゆる偉人伝的な形とは違う角度の松下幸之助について知りたい方にお勧め。

出社してからは、外部に訪問してディスカッションしたり、会社の中でも同様なことをしていたため、いい塩梅の宿題ができて週末過ごせそう。

そういえば東京梅雨入りした。

紫陽花の写真
紫陽花

2019年5月に読んだ本を振り返る

5月は6作品。読むスピードが遅かった。

苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」。元株式会社ユー・エス・ジェイ チーフマーケティングオフィサー 執行役員 森岡さんの最新刊。就職活動を始めたご自身のお子さんに向けたメッセージなのであるが、社会人経験関係なく読める内容だと思う。特に就職活動中だったり初めて就職して働き始めて数年目という方にお薦めしたい。また何かしらマネジメントであったりリーダー職の方にもヒントが多いのではないかと思った。本文中よりいくつか抜粋。

・〝わかる〟ということは、何がわからないのかを、わかることである。

・君がコントロールできる変数は、①己の特徴の理解と、②それを磨く努力と、③環境の選択、最初からこの3つしかない

・資本主義とは、無知であることと、愚かであることに、罰金を科す社会のことである。

・ キャリアとは、自分をマーケティングする旅である

・ならばリーダーとして成さねばならないことは何か?それは誰に嫌われようが鬼と呼ばれようが恨まれようがなんとしても集団に結果を出させることである

・ 自分の強みの裏側にある弱みを自分で克服する努力などは無駄の極みである。そんな暇があれば、そこに強みを持つ人を探し出して、辞を低くして力を借りればよい。

後半に進むに連れ、ご自身のお子さんへのメッセージ(= 読者へのメッセージ)の熱さが伝わってくるようで一方自分が仮に同じ立場だったときにこの熱量持てるだろうかと思うと更に精進せねばと思ってしまった。

あと、ずっとブクログの「ブログで紹介する」で出力される貼り付け用のコードを愛用していたのだが、提供が終了していた。機能の需要と提供維持のバランスの問題だとは思うのだけど残念。


2019年5月 (6作品)

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井の頭恩賜公園を散歩, ランチェスター戦略がマンガで3時間でマスターできる本を読んだ

あまり夜寝付けない上に目が早く覚めて困ると思いながら朝7時前くらいに起きてしまう連休後半。そのまま起きて、決定版 ランチェスター戦略がマンガで3時間でマスターできる本 (ASUKA BUSINESS)を読んでいた。前半はかなりわかりやすくランチェスター戦略について書かれていてまた見開きの半分が図解(というか漫画)されているので読みやすい。一方、11章で構成されているのだけれども途中からは営業のハウツー本に変わっていっていた。戦略の説明の延長線で必要なところなのかなと思いつつ。とはいえ、ランチェスター戦略について改めて復習だったり入門したいと思っている人にはお薦めできる気もした。

決定版 ランチェスター戦略がマンガで3時間でマスターできる本 (ASUKA BUSINESS)

決定版 ランチェスター戦略がマンガで3時間でマスターできる本 (ASUKA BUSINESS)

お昼すぎから同僚と吉祥寺のいせや総本店でお酒を呑む計画があったので少し早めに井の頭恩賜公園へ向かって散歩した。天気も良かったので池の周りをぐるりと回って歩いてお店へ向かった。お店は相変わらずたくさんの人と焼鳥を焼き上げる煙であふれていた。

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井の頭恩賜公園の池のボート

2019年4月に読んだ本を振り返る

4月は9作品。

『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』(佐宗邦威)の感想(30レビュー) - ブクログは、最近読んだメモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)に通じるところが多かった。抽象化からの転用というフローは何かしら共通するプロセスなのかなと思うことが最近しばしある。

『財務諸表は三角でわかる 数字の読めない社長の定番質問に答えた財務の基本と実践』(大久保圭太)の感想 - ブクログ。仕事柄としてP/Lを見る機会はとても多いのだけれども、一方B/Sだったり財務キャッシュフローに関して「なんとなく」の理解レベルだったのでもう少しは理解深めようかと手にとって見た。最初にまずは各諸表の読み方から入って、シンプルな会社設立から仕入れや発生した減価償却が発生したケースをモデルに一連の諸表(P/L, B/S, 財務キャッシュフロー)にどの様に反映していくかがまとめられていて、自分はとても読みやすかった。エンジニアリング視点でみたときに以下にパイプライン組むかという話なのかなと置換すると自分の中では理解しやすかった。

『これぞジャック・マーだ』(陳偉)の感想(1レビュー) - ブクログ。自伝ではなく側近が書いたジャック・マー伝。時系列で書かれていると言うよりかは小さいストーリーが寄せられてまとめられている。違う視点から人柄を知れて興味深い。

余談だけれども、前エントリが読んだ本の振り返りで1ヶ月何もアウトプットできてなかった。元号も変わったことだし改めて書いていこう。


hideackの本棚 - 2019年04月 (9作品)
必ずできる。
必ずできる。
山梨広一
読了日:04月13日


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2019年3月に読んだ本を振り返る

投稿してなかったので遡ってエントリ。9作品。

テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅は読んでいて辛かった。東京マラソン応援, 読書 - テノニッキ (@hideack 's diary)にも書いたけれども外部の会社からの常駐の様な形で関わらせてもらったご縁の範囲ではあったけれども本当に残念でならない。


hideackの本棚 - 2019年03月 (9作品)
壇蜜ダイアリー
壇蜜ダイアリー
壇蜜
読了日:03月10日


WEB+DB PRESS Vol.109
WEB+DB PRESS Vol.109
佐藤歩
読了日:03月10日


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手帳と日本人, 卒業ソング

午前中は定例の安住紳一郎の日曜天国を聴いた後、外出。卒業式ソングが世代によって大きく分かれるという話題がツボだった。「蛍の光」世代、「旅立ちの日に」世代など。

昼から読書、手帳と日本人―私たちはいつから予定を管理してきたか (NHK出版新書 570)読了。タイトルで選んだ本だったのだけれども、そもそも手帳というものが産まれた歴史から日本における時間の考え方や元号に関する話題まで幅広く書かれていてイントロダクションから興味深かった。企業でかつてバブル崩壊まで配布されていた年玉手帳(ねんぎょくてちょう)から著者が書く神社系手帳*1に至るまでの過程などもかかれていて面白い。
googleカレンダーの様なクラウド上で管理され、各種端末と同期したり他人とも場合によって同期されるシステムで定められる時間と独立した時間を手書きの手帳で確立させたいのではという著者の説は読んでてなるほどと思った。干渉されない自分の時間の流れの世界を設けたい現れなのかもしれない。

晩ごはんを作って、水曜どうでしょうの再放送を見て、今日も一日が終了。

*1:著者が定めた手帳でありながらその存在が神社の様に扱われているもの。ビジネスなどによって成果を出している人によって作られた手帳

東京マラソン応援, 読書

今日は朝から東京マラソンに応援へいく。GMOアスリーツの下田選手は自分が勤務しているGMOペパボで一緒に働いているので一層応援いも熱が入る。
3年連続くらいで応援に来ているのだけれども今年はあいにくの雨であった。
これまで雨天での応援は経験したことがなかったのだけれども、走者の方にとっては一層悪いコンディションだったのではないだろうか。
radikoで中継を聞きつつ応援をして、ラジオで無事ゴールを確認して午後から諸用のため離脱。

ラソンの会場に移動するまでの電車の中で「テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅」を読む。
終盤に向けてのボタンのかけ違えと社会状況の変化とが重なって何故もこうなってしまったのかと読みながらいろいろと考えてしまった。個人的に思い入れがある会社だっただけに切ない。

気温が低いので晩ごはんに蒸し鍋を作る。蒸し鍋、蒸し器さえあれば野菜を切りウインナーや魚、肉を並べひたすら蒸すというシンプルなものなので楽だし美味しいし野菜がたくさん食べられるのでお勧め。

2019年2月に読んだ本を振り返る

2月は6作品。アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステムがボリューミーで読むのに時間がかかってしまった。
読んだときのメモは以下のエントリ参照。


hideackの本棚 - 2019年02月 (6作品)
仕事論
仕事論
藤村忠寿
読了日:02月19日
評価4


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アントフィナンシャル―1匹のアリがつくる新金融エコシステム, イカ大根を作る

10時からお約束の安住紳一郎の日曜天国を聞く。オープニングトークの時間が短くでtwitterのタイムラインがざわざわしているのを眺めるとみんなよく聞いてるなとおもったものの自分も毎週よく聞いてる。
リスナーの方からお便りで「中学校のころに聞いていた日曜天国がまだ放送されていて...」という内容があり、そうかもうそんなに時間が過ぎたのかと思った。*1

ラジオを聞きながら本を読む。『アントフィナンシャル――1匹のアリがつくる新金融エコシステム』読了。この本は読んでよかった。

マーのいう「インターネットの発想」とは、自己中心的な発想から他社中心の発想へとシフトすることであり、開放性、透明性、共有制を確保して、責任を引き受けることを意味する。
(p.255, 第6章 1匹のアリが作る新金融エコシステム

端的にまとめられていた。また付箋をつけたところは別でまとめるつもり。

自分のGithubリポジトリ眺めていたらSlack眺めるくんことslack-cli-streamのAlertsに使っているパッケージに依存しているものについて表示がでていたので、警告どおり対応する。
Githubから案内された様にpackage.jsonを修正してPull request作って素朴にマージするだけの業。大したことはやっていない。とはいえこういうのだけでもやり続けておきたいと思ってるけどもいつまで続けられるか。

午後から散歩にでる。本屋にいって棚を眺める。水曜どうでしょうのディレクター陣が書いた本「仕事論」が棚に並んでいたので購入。最近Kindleで本を読むケースが増えているのだけれども、やはり隔週くらいで本屋を回ると新しい発見やKindleでまだ出ていないから一旦購入を後回しにしていた本を見つけられて購入できるのが嬉しいのでやっぱり物理的な本を求めてしまう。

ついでにスーパーの魚売り場にイカがあったので下処理だけしてもらって買って帰る。大根と煮るぞ。日本酒は熱燗にするぞ。などと思いながら散歩から帰るのが楽しいのだけれどもこの楽しみ方どうもなかなか人に伝わりにくいということも最近わかってきた。作ったイカ大根をつまみながらテレビを眺め、再放送の水曜どうでしょうを笑いながら眺めて一日が終わっていく。

*1:2005年4月放送開始の番組である

参拝, 世界最高のチーム グーグル流 – 徒然日記

午前中、お参りへ。昨年護摩木を収めた社へお礼参りと新しい護摩木を収めにいってきた。朝早く行くと意外と空いていてよかった。交通安全のお祓いを受ける車が次々に駐車場に入り30分毎に呼び出されるときに「10時30分から受付の○○殿、□□殿、△△殿 ... 」といった形で敬称「殿」で呼ばれる光景をはじめて目にした気がする。

お昼ご飯を買って帰宅し、雑に付箋をつけていた以下の本を読み直し。

世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法

世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法

付箋をつけられたところを抜粋。

チーム及びマネジャーが必要な理由として以下の通り書かれていた。

チームのダイバシティ(多様性)による集合知なしに、大きな成果は上げられないからです
(p.101)

多様性による集合知を作るために自分がいるのだなというのは改めて。

グーグルのチームマネジャーももちろんプレイング・マネジャーです。そして日本の会社のマネジャーに負けないくらい忙しい。
ただ決定的に違うのは、「チームのメンバーと同じ業務をしていない」
(p.184)

胸が痛い*1。やるべきことは以下に書かれたことだと思う。

リーダーシップで大事なのは「Lead by example」前例をつくって自分が手本となっていくという考え方です。
まず自分が新たな道に踏み出さなければ、そのあとを追うサポーターは出てきません。
(p.195)

気持ちとしては持っていたが改めて意識した。

p.173に能力x意欲(skill x will) でのマトリックスがあるのだけれども、これはシンプルにまとめられていてチームマネジメントされている方が無意識に備えているところだと思うけれども、明示的にマトリクス眺めると認識しやすいので特に今、チームマネジメントされている方は一読してみてよいと思う。

また、終盤ギャングマネージャーに関する記載があって、自らがそちらの方向に向かわない様に自戒した。
自分がやるべきは「みんなで幸せになろうよ」の世界の実現。

本全体の読後感として読みやすいところもあるし、理解しやすい構成建てなので新たにマネジメントにチャレンジすることになった方だったり、いまいまマネジメントされてる方で俯瞰して見直したいと思っている方向けの本だと思うのでまだ読んだこと無い方には是非お薦めしたいと思った。

*1:大体、この手の組織論の本を読むと大抵胸が痛いことが多い。