手帳と日本人, 卒業ソング

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

午前中は定例の安住紳一郎の日曜天国を聴いた後、外出。卒業式ソングが世代によって大きく分かれるという話題がツボだった。「蛍の光」世代、「旅立ちの日に」世代など。

昼から読書、手帳と日本人―私たちはいつから予定を管理してきたか (NHK出版新書 570)読了。タイトルで選んだ本だったのだけれども、そもそも手帳というものが産まれた歴史から日本における時間の考え方や元号に関する話題まで幅広く書かれていてイントロダクションから興味深かった。企業でかつてバブル崩壊まで配布されていた年玉手帳(ねんぎょくてちょう)から著者が書く神社系手帳*1に至るまでの過程などもかかれていて面白い。
googleカレンダーの様なクラウド上で管理され、各種端末と同期したり他人とも場合によって同期されるシステムで定められる時間と独立した時間を手書きの手帳で確立させたいのではという著者の説は読んでてなるほどと思った。干渉されない自分の時間の流れの世界を設けたい現れなのかもしれない。

晩ごはんを作って、水曜どうでしょうの再放送を見て、今日も一日が終了。

*1:著者が定めた手帳でありながらその存在が神社の様に扱われているもの。ビジネスなどによって成果を出している人によって作られた手帳

(Visited 6 times, 1 visits today)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*