2022年6月は10冊。少し経営者の人の本が多め。規模感は全く違えど大なり小なり生じた困難だったり課題をどうやって解決しようとしたのか知りたいと思っていろいろと読んだ。あとは手帳やメモの記録の仕方だったり自分なりにやっていることをまとめようと思いつつ、全くまとまらないなと思ったので逆に他の人はどうやっているのだろうといくつか本を求めて読んだ。
「小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの」 宅急便の事業を広げるために行政と規制緩和に際して闘い、引退後も福祉財団での取り組みなど"公"の部分での活動は当然知っていたのだけれども、"私"の部分でも掲げる理想と現実のギャップに苦悩しながら公の部分では見られないような非論理的な解決策を苦悩の中に見出していたシチュエーションと一連のストーリーに改めて敬意を覚えたのと、この本の最後に書かれた結末に救われた気がした。
「パナソニック覚醒 愛着心と危機感が生む変革のマネジメント」より抜粋。
とりわけカルチャー&マインド改革では、変わるぞという雰囲気はトップで決まります。「自分が変える」という強烈なパッションをトップが持ち、率先垂範しないといけない。自分こそがロールモデルになるのだ、という思いがなくてはいけない。
樋口 泰行. パナソニック覚醒 愛着心と危機感が生む変革のマネジメント (Japanese Edition) (p.58). Kindle 版.