以下、マークアップした部分を中心に読後メモ。
読後メモ
メモの効用と自己変革
- 現役時代は頭の中だけで戦略を組み立てていたが、監督になり限界を痛感。
- 思いつきを書き留めることで頭の整理ができ、感情や行動を客観視できるようになる。
- 50歳を超えて始めた「メモの習慣」が自己改革をもたらした。
コミュニケーションと信頼構築
- 自分一人で抱え込むのではなく、スタッフや選手と双方向で意見を交わすことが重要。
- メモは「伝える準備」のためのツール。記録があることで会話が具体化し、相互理解が深まる。
- 選手にとって監督は唯一無二の存在。言葉の一つひとつが強く記憶に残るため、発言の重みを常に意識する必要がある。
失敗からの学び
- 失敗や妥協をスケッチブックに記し、翌日の試合前に読み返すことで自分を奮い立たせる。
- 「同じ失敗は繰り返さない」という姿勢を保つことが、成長のサイクルをつくる。
- 人は失敗する生き物であり、反省を通じて初めて周囲の忠告を素直に受け止められる。
リーダーとしての姿勢
- 固定観念に縛られると選手の可能性を限定してしまう。
- 若い世代の情報感度に負けないよう、知識を更新し続けることが信頼につながる。
- 情熱が最終的に人を動かす。技術面で介入するのは選手がSOSを出したとき。
習慣と準備
- 一流ほど基本を疎かにせず、凡事徹底を積み重ねる。
- 規則正しい生活や食事のバランスが心身の基盤を整える。
- メモは準備の一環であり、勝利につながる思考と行動を生み出す。
成長と人間関係
- 「合う・合わない」にこだわるのではなく、自分がどう成長したいかを軸に行動する。
- 上司や同僚との関係は自分の姿勢次第で改善できる。
- ネガティブをポジティブに転換し、困難をチャンスに変える視点が大切。
プライドと限界への挑戦
- 自信と過信の違いを見極め、プライドを適度に保つ。
- 限界は固定的ではなく、挑戦を続けることで更新できる。
チームづくりの哲学
- バランスを保ち、中庸を意識することで長いシーズンを戦い抜く。
- ユーティリティープレーヤーの存在が作戦の幅を広げ、勝率を高める。
- チーム全体で共有・共通認識を持つことが強さの基盤となる。
「書くこと」が単なる記録ではなく、思考の整理や感情のコントロール、そしてチームを動かすための基盤とされていたことを知る。一方、本自体がメモ論の話が中心かと思いつつもメモをするという行為はあくまでも手段であり、リーダーとして、そして一人の人間として「継続する力」と「準備する習慣」を実践するためにメモをするという手段をされていたことであることが読んでいるうちに認識できた。
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