大田嘉仁「それでも天を敬い、人を愛す。」読了 – 2025年9月20日

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それでも天を敬い、人を愛す。」読了。

以下、マークアップした部分を中心に読後メモ。

読後メモ

「敬天愛人」という生き方

  • 稲盛氏の人生を象徴するのは、西郷隆盛の「敬天愛人」に基づいた姿勢。
  • 理不尽な扱いを受けても天を恨まず、人を憎まず、常に心を高めようとした。
  • 困難は愛の変形であり、神からの成長の糧だと捉える姿勢に強さを感じる。

困難と心の持ち方

  • 幼少期から「悪い思いは不幸を引き寄せる」と学び、心の在り方を意識していた。
  • 苦境で不平不満を言うよりも、与えられた仕事を天職と捉え、心機一転して没頭。
  • 「全ての現象は心の反映」と考え、困難を自らを磨く試練とした。

実験と経営に共通する真理

  • 利己心があると実験結果を正しく観察できないと説き、「心の澄み」が成果を左右すると考えた。
  • 経営もまた、経営者や社員の心のあり様が結果に直結する。
  • 大学時代の実験ノートが、のちに経営手帳へとつながり「心をベースとした経営」へ。

人生方程式と「考え方」の重み

  • 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力。
  • 能力よりも、熱意よりも、まず「考え方」を正しく保つことが肝要。
  • 「誰から見ても正しい考え方」を持ち続けるために、日々哲学・宗教を学び続けた。

明るさとリーダーシップ

  • 苦境にあっても暗くならず、常に明るく前向きであろうとした。
  • リーダーが暗ければ組織も沈む。逆に明るさは人を惹きつける。

利他の精神と「強さと優しさ」

  • 「利他の心」「純粋な善き思い」が究極の正しい考え方。
  • 勝者は敗者に配慮すべきであり、強さと優しさの両立が社会の安定に不可欠。
  • 「きれいごと」を言い続けるうちに、それが現実になると信じ、実践していた。

学びの継承

  • 現場主義を徹底し、社員の思いを知ろうと常に現場へ足を運んだ。
  • 「範を示す」ことを重視し、議事録を自ら作成する姿勢にリーダーの本質が表れている。
  • 謙虚さを「魔除け」として増長を防ぎ、強さと柔らかさを併せ持っていた。

総括

逆境や試練を「愛の変形」と受け止め、自らを磨き続ける姿勢に貫かれていた。心のあり方が人生も経営も決定づけるという信念は、現代においても揺るがない普遍的な真理だと感じた。
「敬天愛人」を自らの軸として生きることの重みと強さを、改めて考えさせられた。

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