「自分の小さな「箱」から脱出する方法」読了。
以下、マークアップした部分を中心に読後メモ。
読後メモ
「箱」とは何か
- 人間関係の問題の根源は「自分自身のものの見方」にある。
- 相手を問題視しているとき、自分こそが「箱」に入っている状態である。
- 「箱の中」にいると自己正当化に囚われ、現実の見方がゆがむ。
自己欺瞞
- 自己欺瞞とは、自分の「すべきだ」という感情に背いたときに、それを正当化してしまう心の働き。
- 「助けるべきだ」と感じて無視したとき、「あの人は怠け者だから」「忙しいから」と理由づける。これが自己欺瞞の始まり。
- 自己欺瞞に陥ると、他者を問題視し、現実を歪めて捉え、ますます「箱の中」に入り込む。
- 結果として、人間関係は悪化し、組織全体にも対立や不信感が広がる。
自己欺瞞と「自分への裏切り」
- 自分が「すべき」と感じたことに背く行為を「自分への裏切り」と呼ぶ。
- そこから自己正当化の連鎖が始まり、世界の見え方が歪む。
- したがって「箱」とは、自己欺瞞によって生まれる心の枠である。
相手は本心を感じ取る
- 外見上の振る舞いよりも、心の奥でどう思っているかを人は敏感に察知する。
- 偽善や策略はすぐに見抜かれ、関係はむしろ悪化する。
- 相手を人として尊重しているかどうかが、信頼関係の分岐点になる。
組織とリーダーシップへの影響
- 「箱の中」にいると、成果よりも自己正当化や評判維持に目が向く。
- 組織において一人が箱に入ると、周囲も連鎖的に箱に入り、対立や足の引っ張り合いが生じる。
- リーダーが「箱の外」にいる時間を増やすことが、組織の質を高める。
箱から出る方法
- 「行動」ではなく「姿勢」が鍵。行動だけでは箱の外に出られない。
- 相手を責めるのをやめ、相手を一人の人間として尊重した瞬間に箱から出られる。
- 箱の外にいる関係性を一つでも持つことで、他の関係にも波及させられる。
厳しさと人間性の両立
- 箱の外にいることは「常に優しくあること」ではない。
- 厳しい指摘や行動も、相手を人間として見ていれば箱の外で実行できる。
- 本当に相手を尊重していれば、厳しさも生産的に受け取られる。
まとめのメモ
「自己欺瞞」と「箱」という比喩を通して、人間関係や組織の問題は外ではなく自分の内面から生まれると気づかされた。人は行動よりも心の在り方を敏感に感じ取り、そこから信頼や摩擦が生まれる。リーダーシップも家庭も、「自分が箱に入っていないか」を問い続ける姿勢が出発点だと実感した。
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