tips

自分用のGoogle MeetのURLを単語登録しておくと便利

もっとも "/call", "/zoom" でもいいんだけれども。という話。

Slackでコミュニケーションを取っていて話の流れ上、これはもう直接Meetとかで話したほうが早いねという流れになったとき、すぐにMeetを開ける様に自分専用のMeetのURLを設けておき、そのURLを日本語入力の単語登録しておくと便利な気がしていて最近使っている。自分専用のMeetのURLはGoogleカレンダーなどから繰り返し予定でも作っておけば取得できるのでそれを登録している。(単発の予定で発行されるMeetのURLってどのくらい永続性あるんだろう)

もっとも冒頭で書いたとおりSlackで備えられているコマンドを使う方法、Slack callでも十分だったりするんだけれども、普段Meetを使うことが多い(基本は社内でもMeetを使うことになっている)ので使い慣れているというところだったりというのと、Slack上のコミュニケーションの継続性というところがモチベーション。

2020年9月24日追記

MeetのURLが持つ有効期限の規則を教えていただいた。なるほど。

Google docsのスプレッドシート上に記載されたURLのいいね数を取得する

Google docsネタ第2弾 エントリ。

仕事でGoogle docsにメモられたURLにつけられたfacebookのいいね数をとりたいなと思ったので、以下の様なスクリプトgoogle docsで作成して解決。

スプレッドシートの「ツールスクリプトエディタ」で空のプロジェクトを使って以下の様なスクリプトを書きます。

function fb(uri) {
var cache = CacheService.getPublicCache();
var cacheKey = "fb:like:" + uri;
var likeNum;
likeNum = cache.get(cacheKey);
if (likeNum == null) {
var apiUrl = "http://api.facebook.com/method/fql.query?format=json&query=select+total_count+from+link_stat+where+url%3D%22";
apiUrl += uri;
apiUrl += "%22";
var responseJson = UrlFetchApp.fetch(apiUrl);
var items = Utilities.jsonParse(responseJson.getContentText());
likeNum = items[0].total_count;
if (isFinite(likeNum)) {
cache.put(cacheKey, likeNum, 60 * 60 * 8);
}
}
return likeNum;
}

味噌は使っているのがGoogle docsということで、同じ社内のネットワークから複数の人が同時にスプレッドシートを開いて閲覧することは当然あるわけでそうするとそのたびにfacebookAPIを叩くことになってAPIのレスポンスを得られなくなるので CacheService を使ってキャッシュさせているところですね。

とセルに書いてあげることで、いいね数が返ってくる様になります。

とても便利なのでぜひお試しを。

MacOSのコンソールから複数画像をまとめてリサイズする方法

ほとんど自分用メモですが便利なのでここに記録として残しておきます。

例えば、特定のディレクトリにある全JPEGファイルの長辺を500pxにする形でリサイズする場合は以下の様に sips コマンドを使うととても楽をできます

☁  ~  sips -Z 500 *.jpg

これだけ。

元画像ファイルが残ったりはしないのでその点のみ注意。

Dashingを使って指標を表示させるダッシュボードを作る

業務で見ているパラメータ(KPI的なもの)をダッシュボード的な体で表示させたいなと思ってあれこれ調べると
DashingというGemを見つけてこれを使うとパラメータを常時表示させるものをかなりカジュアルに
作れたのでご紹介。

デモはここで確認できます。Herokuの上で動いてますね。

DashingShopifyが作っていてShopify自体もオフィスでこれを利用して
パラメータをTV等に表示させているとのこと。

インストール

$ gem install dashing

dashing コマンドを使える様にします。

ひな形を作成

作成するダッシュボードのひな形を作成します。

$ dashing new test
create  test
create  test/.gitignore
create  test/Gemfile
create  test/README.md
(snip)
create  test/widgets/text/text.coffee
create  test/widgets/text/text.html
create  test/widgets/text/text.scss

といった具合で指定した名前でディレクリが掘られてそれ以下に必要なファイルが設置されます。

とりあえず起動してみる

作成したディレクトリに移動してまずはbundle installします。

$ cd test
$ bundle install --path vendor/bundles
(snip)

次にダッシュボードを起動します。*1

$ bundle exec dashing start
Thin web server (v1.6.3 codename Protein Powder)
Maximum connections set to 1024
Listening on 0.0.0.0:3030, CTRL+C to stop

で、http://localhost:3030/ でダッシュボードを確認することができます。

停止は $ bundle exec dashing stop で停止できます。

また、上記で起動するとログを標準出力に出す形で起動するので、

$ bundle exec dashing start -d

とすることで、デーモン化することができます。

ダッシュボードを新規に作成する

全く新しくダッシュボードを作るときには dashboard ディレクトリ以下に任意のerbテンプレートを設置することで
新規に作成することができます。

例えば dashboard/test.erb に以下のテンプレートを書いてみます。

<% content_for :title do %>test<% end %>
<div class="gridster">
<ul>
<li data-row="1" data-col="1" data-sizex="2" data-sizey="1">
<div data-id="welcome" data-view="Text" data-title="Text widget" data-text="Dashingテスト" data-moreinfo="テストだよー"></div>
</li>
<li data-row="1" data-col="1" data-sizex="1" data-sizey="1">
<div data-id="test-data" data-view="Number" data-title="売上" data-moreinfo="テストです" data-prefix="¥"></div>
</li>
<center><div style="font-size: 12px">Try this: curl -d '{ "auth_token": "YOUR_AUTH_TOKEN", "text": "Hey, Look what I can do!" }' \http://<%=request.host%>:<%=request.port%>/widgets/welcome</div></center>
</div>

これを置いてアクセスをすると以下の様なダッシュボードが http://localhost:3030/test で表示できる様になります。

ここで、実際にダッシュボードへ数字を入れるには、

  • jobs ディレクトリ以下に数値をダッシュボードに送信するRubyスクリプトを置く
  • ダッシュボードに設けられるAPIにPOSTリクエストを送る

の2つの方法があるのですが、後者であれば既存のサービスで動いているスクリプト等とも相性が良いのでそちらを試してみることにします。

先のerbテンプレートのサンプルで「売上」というウイジットを表示させるために

<div data-id="test-data" data-view="Number" data-title="売上" data-moreinfo="テストです" data-prefix="¥"></div>

というタグを書いていて、

  • data-view
    • widgets ディレクトリ以下にあるウイジット実装が対応
    • ウイジットとはサンプルにあった数字を表示させたりグラフを表示させたりするものが相当
  • data-id
    • ウイジットをAPIやjobs以下に置かれるスクリプトで更新する際に一意性を識別するためのID

となっています。なので、今回のNumberというウイジットであれば以下の様なcurlコマンドを叩くと該当の
ウイジットの数値を更新することができます。

$ curl -d '{ "auth_token": "YOUR_AUTH_TOKEN", "current":100}' http://localhost:3030/widgets/test-data

上のcurlコマンドを叩くと

更新されます。

今回は Number というウイジットに対して更新をかけるため、current というパラメータをcurlコマンドでPOSTしましたが、このパラメータはウイジットによって異なります。

で、その辺りを簡単に知るには直接 widgets ディレクトリ以下にある各ウイジット毎のCoffee scriptを読むと把握できます。*2


といった具合で、Dashingを利用すると、簡単にダッシュボードパネルを作成することができるのでお勧めです。

こういった形で数値をリアルタイムで確認できる様になると、プロジェクトに関わる全員が現状を把握しやすいのと数字が動いているのをみることで「動いている実感」が沸くのでオススメです。

*1:ちなみにアプリケーションサーバとしてはThinが利用されていいます。

*2:現状、ドキュメントにまとめられていないので恐らくそれしか知るすべがなさそう。シンプルなのですぐ読み取れますが。