徒然日記 – 2026年3月3日

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年齢を重ねるといいことってあるよね、という話を先日同僚としていた。

自分も40代半ばを過ぎ、周りから見るといわゆる「中堅」と呼ばれる年齢になっているらしい。ただ、当の本人にはそこまでの自覚はなく、日々を淡々と過ごしているというのが正直なところだ。
一方で、周りから見るとそれなりに年齢を重ねた人間でもあるので、これまでの経験の差から、何か意見を求められたり、少し先の立場から話をすることもある。

そういう場面でよく耳にするのが、

「年齢重ねるといいことなんてない」
「考えなきゃいけないことが増える」
「体調も悪くなりがち」

といった、どちらかというとネガティブな話だ。

自分もこれまで同じような話をずっと聞いてきたので、そういうものなのだろうと当たり前のように受け止めていた。ただ、少し立ち止まって考えてみると、いずれ自分と同じ年齢になるであろう周りの仲間たちに対して、「その先にはこういう未来があるよ」と示すのは、あまり幸せな姿ではないなと思うようになった。

確かに年齢を重ねると、体の変化もあるし、責任や考えることも増える。ついそういう部分に目が行きがちだ。
でもよく考えてみると、年齢を重ねることで得られるものも確実にある。
経験を重ねることで、物事を少し客観的に見られるようになったり、判断の拠り所になる経験則が増えたり、新しいことを考えるときの足がかりができたりする。そういう積み重ねは、決してネガティブなことではない。それに最近、自分の中で変化を感じるのは、少し俯瞰した視点が生まれてきたことだ。例えば、同僚たちが楽しそうに過ごしているのをしている姿を見て、なんとなく嬉しくなることがある。自分が若かった頃には、あまり持っていなかった感覚かもしれない。

こういう視点が持てるようになったのは、年を取って悪くないなと思えるところだ。
どうせいずれは誰もが同じように年齢を重ねていく。だからこそ、「年を取るのは嫌なことばかりだ」という未来ではなく、

「ああ、こういう感じで日々を過ごせるなら悪くないな」

と思ってもらえるような大人でいたい。
成人してからもう20年以上が過ぎたけれど、そんな姿に少しでも近づけたらいいなと思う。いまさらながら。

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