塩田武士さんの「存在のすべてを 」読了。
日曜日くらいから読み始めて移動時間であったりの隙間で読み進めたのだけれども472ページ一気に読んでしまった。
30年前に同時発生した2件の誘拐事件と発生から3年後に突然戻ってきた被害者となった男の子のその後を伝える報道から当時担当だった新聞記者が取材を進めるというストーリー。場面がどんどん切り替わり、複数の探索や話が平行で進んでいくのだけれどもラストに向けてそれぞれの描写であったりストーリーが必要だったんだと読後に気づいた。
同著者の「罪の声」に並んでお勧めしたい1冊。読んでいる間はあっという間に時間が過ぎた。
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