「運命をひらく生き方ノート(約三十年、稲盛和夫氏のもとで学んだこと)」。先日一度読み終えてたんだけど2周目も読み終えた。久しぶりにビジネス本で読み終えた直後にもう一度読み直した。
稲盛さんが大学生や若い社会人向けに講演された際に示されたというリーダーの条件として以下の5つの質問を自問自答すべきと示されたのが
- 人の心が読めますか?
- 部下から好かれていますか?
- 人の心の苦しみ、楽しみがわかりますか?
- 部下に嫌なことでも命令できますか?
- 数字がわかりますか?
の5つだったと書いてあって組織だったりリーダー論のベースとしてわかりやすくてとてもよいなと思った。あと、人間性としては、
- リーダーは集団を助けるもの。人の喜ぶ姿を見て喜べる人間性が必要
- 部下を成長させるのがリーダーの仕事、部下の成長がリーダーの成長
- リーダーは自己犠牲を強いられる。それに耐えられなければダメだ
- 一番損な役割を果たせる人がリーダーになるべき
とあってこちらも自分に耳が痛い足りてないなと思う内容も含まれてるけどその通りだなと思う。
その他にも事業の進め方や「正しい数字を見る」重要性であったりと書かれている内容が稲盛和夫さんが著書や講演で発信されたことが濃縮されている本だった。恐らく秘書という立場で御本人ではない方がまとめているからこそ、この内容になったんだと思う。
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