調べて書く – 2021年6月23日

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朝起きてスマホに届いたニュースに驚いた。

ジャーナリストで多くのルポタージュ出版されている立花隆さんの訃報だった。

一貫して「調べて書く」をされた方だったなと思う。入力があって何かしら加工されて出力するというのが万物のシステムにおける基本だと思っているけれども、ルポタージュという非常に大きなアウトプットをされるにあたって莫大な資料と本から得たアウトプットの数十倍の知識を濃縮して生涯アウトプットされ続けたに違いないと覆う。いくつかの著作の中で資料の扱い方やまとめ方、本の読み方などについて言及されていてすべてを真似ることはできないけれども、一部は自分自身の礎になっていると思っているくらいである。

本棚を見返すと大学生の頃から読んでいた氏の著作やまとめた本がいくつか残っていたので改めて読み返したいなと思う。いくつか背表紙を見ながら挙げていくと、

いや、日本人で初めてTBS局員として局員にいった秋山豊寛さんとの共著「宇宙よ」も読み返したいし、科学朝日の連載だった「電脳進化論」も読み返したくなったし、まだまだ自分の本棚だけを見返してもたくさん出てきた。まずは98年に出版された「立花隆のすべて」を読み直そうと思う。

文藝春秋社から1998年に出版された「立花隆のすべて」の書影

文藝春秋社から1998年に出版された「立花隆のすべて」の書影

Chez TACHIBANA - 立花隆公式サイト

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