「問題解決をする」と考えるより「問題を小さくする」と考えてみる

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「問題解決能力」というキーワードが仕事をしていたりするとよく耳にします。例えば、「問題解決能力の高い人を採用したい」だとか「あの人は問題解決能力が高い」といった会話が出たりします。

そうした能力は多くの人にとって能力を身につけたいと考えるところでもある様で、本屋さんにいくとそういった類の本が多数出版されています。

このテーマに関連して自分なりに思うところもあって、「問題解決」というキーワードで思うと非常に壁が高い様に感じてしまって何か特殊な能力がいる様に感じてしまうのですが「問題を小さくするぞ」と思うと「お、自分でもできるかも」というのがあります。

何かしら問題や課題に直面したときに問題を小さくすることを意識すると、

  • サービスで障害が起きた
    • 原因はどこだろうと切り分けていく (ネットワークなのかミドルウェアなのかアプリケーションなのか etc...)
  • 商品をレコメンドしたいけど商品数とユーザが多すぎて計算量が大きい
    • 行列を小さくして演算できるサイズにできないか考える
  • レガシーなアプリケーションを修正したいけど実装が大変そうだ

などと、大きな問題を少しずつでも「問題を小さくするぞ」というアプローチで考えると何かしら自分でもこれならできるぞと思えるところが見えてくる様な気がします。

もっとも、「それは問題の解決になってないじゃないか!」という意見もあるかとは思うのですが、いきなりなんでも全てを解決しようとするのではなく、少しずつでも問題を小さくしていくというアプローチの方が複数の人と一緒に仕事をしていく時には有効なのではないかなと思ったりもします。

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