上野の東京都美術館で開催中の「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」へ行った。
ファン・ゴッホ自身の作品ももちろんあったのだけれども、ファン・ゴッホ家がコレクションし受け継いできた作品も多く展示されていた。
最初に心を掴まれたのは、オーギュスタン・レルミットの「靴職人」。
暗い室内の中、黙々と靴を縫う職人の姿。派手さのない構図の中に、誠実に生きる人の美しさがあった。表情と全体の構成がとても良い。
そしてポール・シニャックの「フェリシテ号の桟橋」。
水面に映る光の反射の描き方がすばらしかった。
🎨 新印象派の画家シニャックと親交を深めたゴッホ。
ともにセーヌ川沿いで制作していた二人。
この時期はシニャックの影響で短い筆触を多用するように。
筆づかいの違いが、奥行きや空気感を生み出す一枚──「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」https://t.co/Mk9HopBFPG… pic.twitter.com/tbST5TUyL8
— ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢 (@gogh2025_26) May 28, 2025
展示の途中で見たゴッホの手紙も印象的だった。
詩が書かれ、そこに庭の絵が添えられていた手紙が頭に残った。
ミュージアムショップでポストカードを数枚購入。蛇足だけど、ここでもサンリオがコラボしていてゴッホの「ひまわり」とハピダンブイがアレンジされていた。
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美術館を出て上野公園を歩いて、上京して以来、まだ見たことのなかった西郷隆盛像を見に行った。思ったよりもずっと大きくて、写真で見た印象よりもずっと力強い。犬を連れている姿に人柄を感じる。足元にこの銅像が作られた所以と「敬天愛人」の文字が刻まれた碑が置かれていた。
帰り道、たこ焼きを食べて、ラムネを飲んだ。
隣の席の親子がラムネの開け方に苦戦していたので教えてあげた。ビー玉が落ちるタイプなのでやり方知らないと難しい。
そのまま電車に乗ってKindleを開き、『サム・アルトマン 「生成AI」で世界を手にした起業家の野望』を読みながら帰る。……のつもりが、少し眠ってしまった。電車の揺れが心地よかった。

上野公園の西郷隆盛像、自分がイメージしたものより大きく立派だった