「CHOOSE CIVILITY 結局うまくいくのは、礼儀正しい人である」読了。
以下、マークアップした部分を中心に読後メモ。
読後メモ
礼儀正しさの根本原理
- 人に親切にすることが人生の根本原理であり、それが人生の質を高める。
- 他者と共に生きること、周囲の負担を減らし、苦しみを増やさない生き方を選ぶことが重要。
- 礼節とは常に他者の存在を尊重し、寛容さと敬意、配慮を意識して行動すること。
礼節の価値と人間関係
- 礼節は人間関係の痛みを未然に防ぐ有効なツールである。
- 本当の愛や深い人間関係を築く前に、まず行儀作法を身につける必要がある。
- 無作法は弱さの裏返しであり、強さとは自制心と礼節に基づく行動にある。
礼節と自己認識
- 礼儀正しくすることは自分らしさを失うことではなく、より良い自分の側面を引き出すこと。
- 行動を起こす前に自問自答をする習慣を身につけることで、後悔しない判断ができるようになる。
- 他人の基準で物事を判断し、自分の基準だけで判断しないことが真の礼節である。
職場での礼節の重要性
- 礼節ある職場環境は人間関係を改善し、生産性を向上させ、優れたサービスを生む。
- 優れたサービス提供のためには従業員自身の生活の質が高くなくてはならない。
- リーダーシップには部下を積極的に称賛し、報いる能力が求められる。
コミュニケーションの質の向上
- 相手を肯定的に評価し、期待をもって接することで相手の良さを引き出すことができる。
- 良い聞き手になるためには、自分の意見を抑え、相手に関心を向ける必要がある。
- 賛辞を素直に受け入れることは他者からの好意を受け取る基本的な礼儀である。
排他的でない態度の実践
- 排他的な行動や言葉は必ず人を傷つけるため、積極的に包括的な態度をとるべき。
- 自分とは異なる人に対してもオープンな姿勢を示すことで、個人も組織も成長できる。
- 排他的にならないためには具体的な行動指針を定め、実践を心がける。
批判と無礼への対応
- 批判を受けるときは、それを個人的な攻撃としてではなく客観的なフィードバックとして受け止める。
- 無礼な行為に対して同様に無礼で返す必要はなく、礼節を保ちながら自己の行動規範を守るべき。
他者との良好な関係が自己の幸福につながる
- 健康で充実した人生を送るためには他者との関わりが不可欠。
- 礼節ある行動が他者との良い関係を築き、その結果、自分自身の人生も豊かになる。
礼節という普遍的な原則を再認識し、自分の人間関係やコミュニケーションの質を高めるための具体的な指針を多く学んだ。他者への敬意と配慮がどれほど人生を豊かにするかを再確認し、職場や日常で実践する価値が非常に高いと感じた(忘れがちなのだけど...)。
改めて 自分中心の考えを抑えて相手の立場で考える重要性 に気づかされた一冊だった。
「自分のための仕事をしない」という自分のモットーというか仕事をしていく上で持っている信念を保つためにもここで読んだことは活かしていきたい。
(Visited 7 times, 1 visits today)