「人生の経営戦略 自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20」読了 – 2025年4月9日

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人生の経営戦略 自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20」読了。

通勤電車に乗っていると時々ドア付近に出版社が本の紹介の広告を掲載していることがあるが、以前見ていたこの本のことが頭に残っていて1、いつか読もうと思っていて読んでいなかったのだけれども手に取ったので読後のまとめ。

以下、マークアップした部分を中心に読後メモ。

読後メモ

人生を戦略的にマネジメントする

  • 人生は最も重要で難しいプロジェクトであり、自分自身の責任でマネジメントすることが重要。
  • 「マネジメント」とは「思い通りにならないことを何とかする」という意識を持つこと。
  • 人生の戦略を明確にすることで、不確実な社会に主体的に適応できる。

二元的な人生論を超える「アリストテレス的人生論」

  • 経済的成功のみを追求する「マキャベリ的人生論」と自己実現を重視する「ルソー的人生論」という二極化に疑問。
  • 両者を統合した「アリストテレス的人生論」を提唱。中庸を目指し、自己実現と経済的安定を両立させる道を模索する。

人生資本(時間→人的→社会→金融資本)の最適化

  • 時間資本を「スジの良い仕事」に投資することで人的資本が蓄積される。
  • 人的資本は信用や評判(社会資本)を生み、それが最終的に金融資本につながる。
  • 直接金融資本を追うのではなく、間接的な価値創出プロセスを理解することが重要。

人生における長期的合理性の重要性

  • 人生戦略の良し悪しは短期的ではなく、長期的な視点で評価されるべき。
  • 「部分最適」ではなく、「全体最適」を目指すことが真に優れた戦略。

AI時代に求められる資質

  • AIに代替されないために、「正解のある仕事」を避けること。
  • 「感情的・感性的知性」を磨き、「良質な問いを立てる能力」を育てることが重要。
  • この問いを立てる能力を向上させるためにリベラルアーツ(教養)が必須。

人生を成功させるKPIは「打席数」

  • 人生では「打率」よりも「打席数」を増やすことが成功確率を高める。
  • 若い時に多くの挑戦を行うことで、失敗のコストを抑え、長期的なリターンを最大化できる。

臆病さの再評価と「リアル・オプション」の活用

  • 「臆病さ」はリスク管理として重要であり、オプションを分散保有することが合理的。
  • 「選択と集中」ではなく「保留と分散」を実践する「リアル・オプション」的思考が必要。

ベンチマーキングの効果的活用

  • 自分の課題を明確化し、それに関連する人の「行動」と「時間配分」を模倣する。
  • 「能力」ではなく「行動」を真似ることで、現実的な自己変革につながる。

人生後半におけるサーバントリーダーシップ

  • 人生後半は自分の成功よりも、他者の支援を通じて充実感を得ることがウェルビーイングを維持する秘訣。
  • 「支配型」から「支援型」リーダーシップへの転換が後半人生のクオリティを高める。

総括

人生というプロジェクトを戦略的にマネジメントし、短期的成功ではなく長期的充実感を追求することが本書の中心的メッセージ。AI時代に対応するための自己資本構築やベンチマーキングの具体的方法論、さらに人生後半に向けての自己変革の必要性が示されており、今後の生き方というと大げさだけれどもライフプランを考える上での一つの考え方を与えてくれた気がした。

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  1. 電車の広告というかこういった公共機関に掲示される広告に関して効果はどのくらいあるものなのだろうかと時々思っていたのだけれども自分が実際に購入まで至る経験をしてみるとやはり毎日接触する媒体で「目にする」というのは効果があるのだなという別の関心も覚えた。[]
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