「戦略コンサルのトップ5%だけに見えている世界」読了。何故か下のリンク、書影が出ない。
以下、マークアップした部分を中心に読後メモ。
読後メモ
トップ5%の戦略コンサルタントの本質的な差異
- トップ5%は方法論や知識よりも先に「ものの見方(思考態度・思考枠)」が決定的に異なる。
- 思考法を学ぶ前に、「思考のあり方」を鍛えることが本質的。
- 日常的な視点で観察する限り、新たな発見や独創性は生まれない。視点を非日常化する必要がある。
創造的思考を阻害する要因とその打破
- 「これはこういうものだ」と断定した瞬間、思考は止まり創造性は失われる。
- 常に「それって本当か?」という疑問を持ち続け、考えることを止めないことが創造性の源泉。
- 極端な状況設定(仮説的推論)で「制約」を解除し、新たな思考を引き出す。
「パターン認識」こそが思考の本質
- 思考とは複雑な情報から規則性や類似性を抽出するプロセスである。
- パターン認識の質が専門性や創造性を左右する。
- パターンをあえて破壊し、新しい認識へと導くことが重要。
思考枠を広げる「戦略思考三種の神器」
- 「ビッグピクチャー」:問題を上位レイヤーから俯瞰し、本質や関係性、変化のドライバーを捉える。
- 「ルールオブザゲーム」:競争の定義そのものを疑い、新たな勝ち方を考える。
- 「クイックアンドダーティ」:不完全でも素早く仮説を構築・検証し、最短で本質へ到達する。
コンセプト思考とインサイトドリブンの重要性
- 優れたコンセプトは世界を一変させる。要約は静的だが、コンセプトは動的で変化を促す。
- 「軸発想」「数式発想」「図式発想」などの思考道具を活用し、パターン認識を加速させる。
- 「インサイトドリブン」では初期段階で徹底的に問題意識を深めることが、真の突破口を見つける鍵となる。
「盲点」「思い込み」「仮説的推論」「想定外」
- この4つを活用して問いを立て直すことで、課題の前提そのものを疑い、新たな視座を獲得する。
- 平均的なユーザーだけでなく極端なユーザーや想定外のユーザーを調査することで新たな発見を導く。
専門性を高める必要性
- ビジネスにおいて創造性が生まれないのは、専門性が不足しているからである。
- 専門性を異なる分野で複数持つことで、思考に幅と深さが生まれ、パターン認識力が向上する。
「方法論よりも視点や思考態度こそが創造性や革新の本質である」という著者の主張は共感あった。思考を停止させない、問い続けるというシンプルながら難しい態度が、新しい価値やブレイクスルーを生み出す重要な鍵だと再認識した。もっとシンプルに考えるなら「なんで」を思い続けるというところか。
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