先日から眺めているタイムラインなどで行われていたある意見に対する肯定や否定の意見が飛び交うあるトピックに関してながめていたときに思ったことがあったのでエントリーとして残しておきます。
自分が見た様に書籍、講演、SNSを通じて、多種多様な情報が絶えず発信されて洪水状態になっている中、どの情報をどのように受け止めるかは自身のペースを保つためにも重要なことです。そうしたときに「ポジショントーク」というワードを頭に入れて情報に接してみるとよいのではないかなと思いました。
- 情報源の理解
- 情報を発信する人や組織の背景や立場を把握する。肩書きや社会的地位がその人の意見にどのように影響を与えるかを一度理解してみる
- バイアスの識別
- 発信者のポジションによって、その意見にバイアスがかかる可能性がある。このバイアスを考慮した上で情報を評価する
- 多角的な視点
- 異なる背景を持つ複数の情報源からの意見を取り入れることで、よりバランスの取れた理解をする
上の軸を持って情報に接し、最終的には、情報源のポジションを理解した上で、自分自身で情報を精査し、独自の見解を持ちたいなと改めて思いました。
そうしたときに1つ、上の軸での情報評価以外に定性的ではあるのですが、「成功談や断定的情報の警戒」というのも自分は無意識ですが行っていることに気づきました。成功談や断定的な情報は、特にポジションに基づいたバイアスの影響を受けやく、発信者が自分の成功体験や強い確信を表明する際、その背景にあるポジションや利益関係に注意しています。特にこういった情報は特定の立場からの見解や経験に基づいているため、一般化することには慎重であるべきだと思っています。
もっともこうしたエントリーも1つのポジショントークかもしれませんが、投稿しておこうと思いました。