外は雨なのでnroongaと戯れつつ「やわらなか生命」を読む – 徒然日記

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東京は朝から雨。

空いた時間でnroongaと戯れる。

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nroongaはNode.js用のGroongaバインディング全文検索エンジンのGroongaをライブラリとして利用できる。よって検索のプロセス自体はNode.jsが担うことになる。

手元にとあるサーバーのログがあって、それに対して対象とする文字列にマッチする行をカウントする的なことをしたくなったのだけど、サイズが数ギガ単位で微妙に大きいのとマッチングしたい対象文字列が多いので、であれば全文検索エンジンに一度該当ログを突っ込んでから多様な条件でカウントさせればいいのではということを試してみている。なんで今、Groongaなのかと問われれば「使ったことがないから」。

案外もしかしたらもっとお手軽ソリューションあるのかもしれないけど、目の前の課題を解決するための方法としてはありなのかなと思う次第。

気分転換するときはやわらかな生命を読む。「シンプルな均衡」という文章が掲載されているのだけど、アンバランスなシステムに関する提言はなるほど感があった。

エネルギーをできるだけ等身大の、生命に親和的な方法で得ること。ヘロンの公式の美しさは、そのシンプルな均衡にある。近代が推し進めてきた方法の美醜が、いまあらためて問い直されているのだと福岡ハカセは思う。

福岡伸一, やわらかな生命 p.48

世の中の万物のシステムは何かしらのエネルギー(経済活動としての対価も含む)を得る目的で運営されている以上、アンバランスな体のまま何かしらを得ることは何事も難しいのかもしれないということを端的に表現した文章だなと思った。

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