天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線 (新潮文庫)という本を読んだ。
食文化って面白い。東京に出てきて大分時間は過ぎたのだけど、外でご飯を食べたり人とお酒を呑んでいると、稀に「あれ?こんな食べ方するのか。」と思うことがままある。
ちなみに東京では、決してコンビニで豚まん(肉まん)を買っても何もついてこない。豚まんには酢醤油が欲しいとやっぱり思ってしまう。
この本では、
- 天ぷらにウスターソースをかけて食べるか?
- ばら寿司と呼ぶか、ちらし寿司と呼ぶか
- 小豆、お餅が入った甘い椀物をなんと呼ぶか(ぜんざい or おしるこ)
- 豚まんと呼ぶか肉まんと呼ぶか。そしてそれに何かをつけて食べるか?
- メロンパンとサンライズ
- そもそもお肉と聞いて「牛肉」が浮かぶか「豚肉」が浮かぶか
- 冷やし中華にマヨネーズを付けるか?
- カレーライスに卵をのせるとしたら「生卵」か「ゆでたまご」か
などといった日本各所によって異なる食文化の断片を知ることができてとても面白い。
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