求められた通りやってみる (Pepabo Managers Advent Calendar 2023 20日目)

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このエントリーはPepabo Managers Advent Calendar 2023の20日目のエントリーです。

昨日のエントリーはminne事業部マネージャーkeokenの「ミラーレス一眼カメラを買って写真撮影をはじめた」でした。素敵な写真ばかりではじめたばかりとは思えなかったです!

求められた通りやってみる

このエントリーではマネジメントの観点から「求められた通りにやること」をテーマ書いてみることにしました。

あなたは仕事で「求められた通りにできていますか?」と聞かれた時、子供ではあるまいし言われたことはやっていると思われたり、そんなのは当然でしょうと思われた方もおられるかもしれません。または、もしかすると人から言われたことを求められた通りにやるのはポリシーに合わない。と思われたり、社会人としてのスタンツは人によって異なると思うので、一つの答えがあるとは思っていませんが、いろいろな答えが返ってきそうです。

さて、そうしたときに今日この文章を読んでいただいている方の中で、そもそも求められているものは何か。を考えたときにそれぞれの方が浮かぶものと、それを求めた方の考えているものが一致しているでしょうか。少し考えてみると面白そうです。

考えてみる際に少しスコープが大きいなと感じた場合、局所的な施策や仕事で考えてみるとどうでしょうか。例えば会議の議事録を取ることが役割として与えられている方の場合、文字だけをみると決められたフォーマットで議論されたことを文字起こししていくことだったり、あるいは何かしらの集計を定期的に行うことが業務上の役割であれば、会議に参加し議論を文字に起こしてまとめていくこと、必要な数字を手に入れてExcelなどで集計することかもしれません。ただ、もしかすると更にそこにまとめられたものを仕上げる際に自身の意見を入れることや参考情報を盛り込むことが求められていることや期待されていることかもしれませんし、集計数字から見えるものを盛り込むことが求められていることかもしれません。

求められた通りにやることはとても難しいことです。それは何故なら自身が思う求められていると思っていることと、求めた人が望むそれとがしばし一致しないからです。

では、それを少しでも近づけるためには?求める側と求められる側かどうすればよいかを自分なりに整理してみました。

求める側 - 「前提を揃え求めることを自らの言葉で伝える」

前提を揃えるは求める側が持っているベースとなっている考え方や何故それを求めるのかを揃えることです。会社組織であればその会社が目指していることを根底として、その上で何を解決したいと考えているのかという前提を求める側、求められる側で揃える。そしてその上でそれを自らが専門とする知識を踏まえた言葉で伝えることです。仮に自らが所属するチームや部署より大きなスコープで決まったことであっても自らが持つ前提を踏まえて自らの言葉で翻訳して伝えることが必要だと思ってます。

それを行うわかりやすい一つの役割をもつのがマネジメント層であり、ここに求めるものは2022年のAdvent Calendarのエントリーに書いた通りですので是非併せて読んで頂けると嬉しいです。

求められる側 - 「万物には理由がある」

あなたに求められたのには理由があるはずです。もちろんその理由には濃淡があり、もしかするとどうしてもお願いする人がいなかった、人手が足りなかったという動機もあるかもしれませんし、はたまた持ちうる経験や知識を活かしてほしいという理由かもしれません。まずは求められたことを受け止めて考えてみましょう。自らの視点でもその理由が補完できるかもしれません。

そもそも誰にも求められていないことを自分が好きなスタイルで仕事にして過ごすのも一つのあり方かもしれませんが会社などの組織でチームとして事業に取り組んでいるのであれば、それは誤りです。まずは誰かに求められた通りにやってみて成果を出すことが必要なことではないかと思いますし、それは先に書いた通り難しいことですが、求められたとおりにやってみた後、その仕事が得意な仕事になり、そしてその仕事が好きな仕事につながっていきます。

まずは求められたとおりにやってみて、自分ができる付加価値を考えてみてはどうでしょうか。その付加価値は先に書いた様な相互のコミュニケーションであり、そのコミュニケーションを発生させるのがマネジメントの役割です。求められたとおりにやってみた仕事を得意な仕事や好きな仕事につなげていくために、まずは愚直に「求められたとおりにやってみる」に取り組んでみてもよいのではないでしょうか。

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