unicornを使ってみた(2) – REMPにおけるメモリ利用量の変化

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では、実際に現在のREMPの場合において、どの程度メモリ使用量が変化したのかを確認してみました。
Apacheをフロントのリバースプロキシとして、背後にRack用のWebサーバ(Thin or unicorn)を動かすという挙動はかわらないので、Thinとunicornの両方のサーバを立てて、リバースプロキシ(mod_proxy)で均等に複数のプロセスで起動させているthinサーバとunicornにアクセスする様にして3分毎に実メモリ使用量を監視してグラフにしてみました。
mod_proxyの設定は以下の様な形にしています。以下の様に設定することでthinの1プロセスとunicornへ均等にアクセスがされる様にしています。

<IfModule mod_proxy.c>
(中略)
<Proxy balancer://***>
BalancerMember http://127.0.0.1:4040 loadfactor=10  #thinのプロセス(1/2)
BalancerMember http://127.0.0.1:4041 loadfactor=10  #thinのプロセス(2/2)
BalancerMember http://127.0.0.1:4044 loadfactor=20  #unicornのプロセス
</Proxy>
</IfModule>

で、この様な設定にした状態でREMPの本番環境にしてみたところ、得られた各プロセスが消費しているメモリ使用量の変化は以下の様な具合です。
(赤色の線がThinの1プロセス vs 緑色の線がunicornのマスタープロセス+水色の線がunicornのワーカープロセス で比較すればよいのかな。と。)

f:id:hideack:20120318221048p:image

少なくてもREMPのAPIサーバ側のSinatraで実装したアプリをThinの上で稼働させた場合とunicornで稼働させた場合を比較するケースでは、単純に見ると半分程度にメモリ使用量を押さえることができる様です。

もう少し更に検証したいと思います。

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