2018年 8月 の投稿一覧

node-slack-sdkをv4系に上げた際のユーザ及びチャンネル一覧の取得方法

node-slack-sdkのバージョンが3系から4系に変わった際にReal Time Messaging API周りの仕様が一部変わっていて、作っていたSlack眺めるくんのユーザの一覧や自身がjoinしているチャンネルの一覧取得処理を改修した際のメモ。

v3系のとき

v3系だとRTM APIでtokenが認証されたタイミングで発火する処理を記述する

let token = "xxxxxx";
let slack = require("@slack/client");
let RtmClient = slack.RtmClient;
let CLIENT_EVENTS = slack.CLIENT_EVENTS;
let rtm = new RtmClient(token, {logLevel: "error"});
rtm.on(CLIENT_EVENTS.RTM.AUTHENTICATED, (rtmStartData) => {

において渡される引数 rtmStartData に接続したチームにおける参加しているユーザー情報や所属しているチャンネルの一覧が納められているので、それを用いて処理を書けばよかった。

rtmStartData.users.forEach((v, i) => {
// ユーザーの情報でゴニョゴニョ
});
rtmStartData.channels.forEach((v, i) => {
// 所属チャンネルの情報でゴニョゴニョ
});

v4系のとき

v3系のときはRTM APIの接続周りを記述したときに自動的にユーザ情報一覧やチャンネル情報一覧を取得できていたのだけれども、このRTM API用のクライアント経由では取れなくなったので別途Web APIを呼び出してユーザ情報やチャンネル情報を取得する必要がある。従ってRTM APIで何かしら処理を行うプログラムとは別個で書くイメージになる。

蛇足だけれども、v4になって rtm.on で接続される際のイベント名は文字列で渡す様になったのでそこもnode-slack-sdkをv4にした際に併せて書き換えてあげる必要がある。

const {RTMClient} = require("@slack/client");
const rtm = new RTMClient(token, {logLevel: "error"});
rtm.on("authenticated", (rtmStartData) => {
// RTM APIを使った処理内容を書く
});
const {WebClient} = require("@slack/client");
const web = new WebClient(token, {logLevel: "error"});
web.users.list().then((response) => {
response.members.forEach((v, i) => {
// ユーザーの情報でゴニョゴニョ
});
return web.channels.list();
}).then((response) => {
response.channels.forEach((v, i) => {
// 所属チャンネルの情報でゴニョゴニョ
});
}).then(() => {
rtm.start();
}).catch((error) => {
console.log(error);
});

ドキュメントだったり、差分読めばわかるのだけど、防備録として。

帰省

お盆ということで帰省してきた。毎回ながら戻るたびにいろいろ考えるのと、気づくと自分も変わってるし周りの状況も変わっていく。

写真は列車の車窓から撮れた一枚。駅のホームと空と海と。その間の防波堤を歩く女の子。

徒然日記 – バーベキュー

予定が調整できたので久しぶりに会社で開催された屋外でのバーベキューに参加。気温が高くて熱中症にならない様に気をつけながらであったけれどテント等も準備されていたので想像より楽に過ごせてとても楽しかった。日焼けはしてしまったのだけども、日焼け自体も久しぶりな感じがしてたまにはこういうのもいいなぁ。と思った。準備してくれた皆様、本当に感謝。

お酒を呑んでいたので、少しフラフラになりながら帰宅。

2018年7月に読んだ本を振り返る

7月は12作品。

読んでて特に記憶に残った 禅とジブリ から。スタジオジブリの鈴木プロデューサーと3人の禅僧の対話がまとめられた本。

「言っておいたのですが」じゃダメだと言うんです。相手が理解するまで言わなきゃ、伝えたことにならないでしょう?相手が納得するまでが「伝わる」ということだと思っています。 (p.23)

耳が痛い。

僕は、あの映画をキキとジジの対話の映画じゃないかと思っているんです。つまりは自分との対話。まだ自己を確立していないキキが自分になるプロセスを映画にしたんですね。(p.44)

こういう見方をすると魔女の宅急便もまた違った風に見える。

そしてついに立ち止まった禅師は、武蔵の周りに木の棒で円を描いた。円を描かれた武蔵は、「円を拡げてみるとそのまま世界となり、縮めてみると、自己がある」ということに気づくんです。自分は本来無一物、何も持ってない。すべての縁によって自分が成り立っているとわかったというんです。 (p.63)

宮本武蔵が禅僧に問った質問の話から。

個人的には、全ては縁であり自分だけで何かできるということは本当に無いのでひいては「みんなで幸せになろうよ」ということだと思う。


hideackの本棚 - 2018年07月 (12作品)
禅とジブリ
禅とジブリ
鈴木敏夫
読了日:07月27日


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