2016年1月に読んだ本を振り返る

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1月は11作品。

ロマンとソロバン―マツダの技術と経営、その快走の秘密 は実際のリアルなモノの開発だけではなく、Webサービスやそれ以外の何かしらの開発と名がつくものに携わっているエンジニアの方が読むとどこか心当たりがあるあるあるが多数出てくる。例えば部品の共用化でコストダウンを図ろうとしたところで生じた問題点や、ハイブリッドエンジンによる効率化ではなく一般的に既に最適化されていると考えられていた内燃機関ガソリンエンジンそのもの)の改良を進めていく方向に何故舵を切ったのかといった点がとても興味深いところだった。

チューリングの計算理論入門 チューリング・マシンからコンピュータへ (ブルーバックス)は現在の計算機の考え方の原理であるチューリングの計算理論についてわかりやすく記された一冊。「状態」が定義されることでどの様に定義されたアルゴリズムを表現できる様になるのかなど非常にわかりやすく書かれている。学生時代に計算機理論を学んだ人であれば復習がてらに読んでみるとよいだろうし、学んだことがない人も今自分たちが触れているコンピュータの基礎理論を知れるという面で読んで損は無いと思う。


hideackの本棚 - 2016年01月 (11作品)


入門 機械学習
Drew Conway
読了日:01月30日


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